聖園Q&A | 聖園幼稚園
園長先生は?
カトリック教会の司祭(神父)が園長を務めています。
縦割り保育って、どういう事?
1つのクラスの中で、3歳・4歳・5歳の子どもたちが一緒に過ごします。兄弟姉妹の様な関係の中で年上の子を尊敬したり年下の子を守ったり、自然に思いやりが育つ環境になります。
園児の送迎はどうなっているの?
スクールバスがあります。保護者の方との連携が大切ですので、園児の乗降時にバスに添乗している教職員が保護者と言葉を交わすようにしています。
園庭に直接自家用車で送ってこられることも可能です。その時、園長・主任・担任などと言葉を交わし、子どもについての情報交換ができます。
又、送迎時のひと時を共有する中で、保護者同士の距離もだんだん近づいていきます。「人と人のつながり」を大切にしています。
え!給食がないの?
当園は、ほぼお弁当です。
お弁当の量、偏食の状況、食べ方(噛み方)、スプーンや箸の持ち方などご家庭と園とで話し合いながら、より良い方に進めていきます。
ただ、皆で同じものを食べる経験もしてほしいと考え、月3~4回はパンのみのパン給食の日があります。また、世の中の困っている人たちのことも考える機会にしたいと、おにぎり弁当の日もあります。
預かり保育はあるの?
保護者の方の社会生活と就労支援のためにも、預かり保育制度を充実させています。最大で18時までお預かりできます。
上の子が参観日だったり、下の子が病気だったり、そういう時「近くに祖父母がいたらなぁ」と思う時ってありますよね。ですから、預かり保育はあります。
年長保育(月二回程度の水曜日の午後)って、どんな事をするの?
小学校入学までに「これだけは身につけておいた方がよいだろう」というカリキュラムを作成し取り組んでいます。
例えば
- 本はスラスラ読める
- 100までは自由に数えられる
- 10までの成り立ちがわかる
- リボン結び、三つ編みができる
- ひらがなで名前が書ける
- 数字もかける
などです。
「宗教」の時間は、どのような事をするの?
私立学校における宗教教育は、倫理道徳教育と概ね重なります。
年長児と年中児は、教会の聖堂で園長(神父)から、季節に応じた色々なお話を聞きます。不足しがちな改まった場で、静かに話を聞く体験ともなり、小学校へ向けての準備にもなっていきます。
特にカトリック教育で重要な基本的視点として「人格(persona)」というものがあります。簡単に言えば「自分はかけがえのない存在である。そしてみんなもそうである」と学んでいくことになります。
年少児は保育者から「あなたの手はお友達をたたく為に神様から頂いたんじゃないのよ。ゴミを拾ったり、お友達を助けたりする為だよ」といった話を聞きながら、倫理性を身に着け成長していけるよう導きます。
制服はあるの?
あります。
登降園の際、何かが起こったとき、聖園の子だと判った方がよいためでもあります。また制服はスナップ止め、園内での服(遊び着)はボタン、体操服はかぶる物と園での着替えで色々なことが身につくように考えて取り入れています。
設備としては?
園内全室に冷暖房を完備しています。通常の保育に用いられる教室、絵画室、幼稚園ホールに加え、保護者の方々のために教会の和室、多目的ホール等を開放しています。特に聖堂が存在することにカトリック幼稚園としての特色があります。幼稚園ホールは教会側のパーテーションを開ければ広げることができ、各種行事に対応しています。
トイレは洋式を中心に、和式も体験できるように設けています。小学校等でも洋式化が進んでいますので、以前ほど和式便器を目にする機会はなくなりましたが、だからこそ、いざ和式に対面した時に困らないようにしています(海外でも和式ではありませんが、しゃがんで用を足す便器は公衆トイレ等を中心に多々あります)
砂場の上にUVカットテントを常設するなど、紫外線防止や熱中症対策にも配慮しています。
また、各種感染症に対して効果的に対応していくために、設備を整えたり教職員で研修を行ったり、園医や学校薬剤師とも連携しています。
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掲載日 | 2015年10月22日 |
更新日 | 2023年8月22日 |
閲覧回数 | 5,975 回 |
編集者 | Daiki Inoguchi |