１月の園長コラム | 聖園幼稚園

明けましておめでとうございます。カトリック教会はクリスマスから新年にかけて、日曜日ごとに家族に関する祝日を祝います。２５日のクリスマスは、神の子イエス様の誕生をお祝いしました。クリスマス後の最初の日曜日は「聖家族」の祝日です。その日はイエス様、マリア様、ヨセフ様の聖家族を称えつつ、私たちの家庭を顧みる日になっています。元旦の１月１日は、「神の母マリア」の祝日です。平和を愛されたマリア様の生き方にならい、世界平和のために祈る日になっています。１月３日の日曜日は「主の公現」の祝日です。東の国の博士たちが、誕生したばかりのイエス様を訪問した記念日です。

　フランシスコ教皇は2015年12月8日から今年の11月20日までの約１年間を「いつくしみの特別聖年」として定められました。これはカトリック教会に関わりあるすべての人が、神様の頂いたたくさんのいつくしみを心にとめて、今度は私たちが周りの人々に、いつくしみの心で接するようにと定められたものです。

　父なる神様は、いつくしみによってイエス様をわたしたちのうちに誕生させてくださいました。マリア様は、イエス様をいつくしみ深く育てられました。イエス様は私たちにいつくしみをもって多くのことを教えてくださいました。私たちも神様からいただいた多くの恵みといつくしみに感謝しながら、いつくしみの心で、家族や周りの人たちと接したいものですね。

　２０１６年も皆様の上に神様の恵みと祝福が豊かにあるように、職員一同お祈りしております。

学校法人広島信望愛学園

聖園幼稚園　園長　瀧井　英昭