4月の園長コラム | 聖園幼稚園

各地で桜の花が満開になりました。先日は鋼管道路の桜を見に車で出かけてきました。坂道沿いの桜は、下方から見ても上方から見てもそれは見事でした。

桜をはじめとする春の花々は、私たちを華やかな気分にさせてくれます。入園や進級を迎える園児たちや保護者の方々にとっても、何かしら良い気分にさせてくれるのではないかと思います。

とはいうものの、新入園児たちにとっては親元を離れての、初めての集団生活の始まりです。園舎の前で親にしがみついて離れない子どもたちや、大泣きする子どもたちもいます。それを温かく見守る年長組や年中組の園児たち、優しい気持ちをもって保護者からお子さんを受け取る担任の先生たちの姿は、毎年繰り返される春の光景です。どうぞお子さんたちを安心して担任の先生にお預けください。聖園幼稚園の職員たちは、愛情豊かにお子さんたちをお預かりし、保育していく所存です。

ところで、４月は園児たちの月齢差が大きく表れる時です。４月生まれと次年の３月生まれのお子さんとでは丸一年の開きがあり、言語においても、体格においても、もろもろの行動においても一人一人の差が大きくでます。どうか他人のお子さんと比較しないでください。お子さんが一つずつ出来るようになったことを、心からほめてあげてくださればと思います。ほめることは大きな自信につながりますし、次へ挑戦する意欲も生まれてきます。たくさんほめて、お子さんたちを大きく成長させていきましょう。

学校法人広島信望愛学園

聖園幼稚園　園長　　瀧井　英昭