８月の園長コラム | 聖園幼稚園

６月下旬は福山市内で豪雨が続き、河川が決壊したり低い土地が冠水したりしたところがありました。被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

７月に入ると、梅雨明けが宣言されていませんでしたが、まるで真夏のような青空が広がり、照りつける太陽光線の眩しさと湿度の高さに、一気に不快指数が高まっていきました。じっとしていても汗が噴き出し、ハンカチやハンドタオルが手放せない日々が続きました。その間、皆さんは水分補給をしっかりなさっていたでしょうか。

私は昨年熱中症にかかってしまいました。水分補給をおろそかにしていたため、夜中に高熱が出て眠れませんでした。とんぷく剤を飲んでも熱が下がらず、夜なか中体中がだるくて、次の日にふらつきながら病院に行ってきました。診察の結果は熱中症で、点滴をすることになりました。処置室のベッドに横たわり、点滴をされましたが、血液がドロドロで点滴液が体の中に入りませんでした。針を別の血管へさし変えた後、ようやく点滴液が血管に入るようになりました。その時、看護師さんに、もう少し遅ければ血栓ができるところでした、水分を十分に取ってください、と言われました。それからは私はできるだけスポーツドリンクを飲むようにしています。

園児たちには、職員一同が水分補給をしっかりするように指導していますが、皆さんのご家族も、水分補給を怠ることなく十分に取ってくださればと思います。夏休み中、お子さんたちに栄養ある食物を毎日しっかり食べさせて、夏を乗り切る体力をつけてくださればと思います。

始業式には全園児が、元気な顔で登園してくるのを、職員一同で楽しみにしています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学校法人広島信望愛学園

　　　聖園幼稚園園長　瀧井　英昭