11月に考えること | 聖園幼稚園

毎年、11月になるとキリスト教の世界では「死」について考えます。生まれたら必ず死ぬことが運命であると頭の中ではわかっていても、考えたくないのがこの「死」についてです。ですが生まれて死ぬまでのこの人生をトータルに考えてどのように生きることが一番良い生き方かを考えさせてくれるのも宗教の世界なのかもしれません。

 さて、10月の運動会が終わると次はクリスマス会の準備が待っています。一つひとつの作品の中で子どもたちは、作品を完成させることに心を集中させます。心を集中させると他のことが気にならなくなります。他の事が気にならなくなると、心が深いところで考え始めます。いつも心の深いところで考える人は、とっても穏やかで思慮深い人になるのかもしれません。思慮深いマリアさまに子どもたちのことを委ねて祈る今日この頃です。

学校法人広島信望愛学園

聖園幼稚園

園長 山口 道晴


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カテゴリー在園児向け > 園長コラム > 在園児向け
掲載日2012年10月25日
更新日2012年10月25日
閲覧回数1,428 回
記事区分園長コラム在園児向け
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編集者聖園幼稚園
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